海外サッカー 規模

Jリーグ発足以降、日本でもサッカー人気が高まりましたが、世界のレベルには未だ追いついていません。特に欧州のサッカーは、レベルも規模も日本の比ではなく、全世界に向けてテレビ中継やネット配信が行われ、放映権料も急上昇しています。
日本国内のJリーグのテレビ中継は、2016年までは主にCS放送と地上波で行われ、2017年からはCS放送からネット配信へと移行しました。サッカー人気が高まっているとはいえ、視聴者数はさほど多くありません。欧州で最も人気の高いリーグとされるプレミアリーグは、全世界の視聴者数が40億人を超えると言われています。プレミアリーグ全体の放映権料収益は、1990年代の初めは年間約120億円でしたが、人気と共に跳ね上がり2001年以降は約1000億円まで上昇、2016年には約5000億円を突破しています。
一方日本国内のJリーグの場合は、2017年に海外のネット配信企業により2100億円で契約されましたが、10年での金額となっているため、プレミアリーグと比較すると20分の1以下です。
プレミアリーグは世界各国の代表チームの選手が多数在籍し、レベルの高いプレーが展開されていますから特別ですが、試合中のカメラワークなど学ぶべきことはまだまだ多く、今後の課題となっています。